救急病院の帰り 甲府駅で80歳のばーちゃんが
小淵沢までの660円だったか切符を買って持っていた
前回話↓
空っぽ ~おやじ手を骨折して療養中でした~ – ごぼう抜き派遣社員の叫び (oyaziomorobanashi.online)
80歳のばーちゃん
駅で一緒に電車を待っていたばーちゃんは 甲府駅まで
警察に送ってもらったそうだ しかも 夜中に
小淵沢まで1時間くらいはかかるだろう 憶測ではあるが 見た感じと格好からいくと
野菜かなんかを収穫して 市場か小売店か何かに持ってきて 途中で車が故障して
警察を呼んだのだろう そんな感じたった
しかし 80のばーちゃんが しかも1人で車を運転して 田舎から 凄い 逞しい
そして 生まれて初めて 電車に乗ったらしい
改札が開いて おやじに
『小淵沢駅は この電車行きますか何個目ですか』
と聞いて来た
660円の切符を握りしめて…
乗り場を教えてあげた
その時 感じた
生きるという感覚 何とも言えない 侘び寂びを感じた
なんだか 誰かついて来ていないのか?とか
夫に先立たれ仕方なく1人なのか?とか
おやじも・・・死んだなら うちの奥さんは1人になって なんらかの行事をこのばーちゃんみたいに
やって生きていくのか?と
そう思うと このばーちゃんに 出来ることはしてあげたいとつい思いが込み上げてくる
見守るしかないけれど
何ともいえない気持ち
日本は いい国でもあるが 根性見せないといけない国でもあるようだ
80歳でも 車に乗って生きるために 仕事をしないといけない
何かの事情があるのかわからないが 大変なんだなぁと
おやじは 指の骨を2本折って カツ丼食って 家に帰る
ばーちゃんは わけわからんで パトカーに乗せられ甲府駅から電車に乗る
人生色々だ
そして 20代後半の金髪朝帰りねーちゃんは 仕事終わって 朝まで遊んで
これから帰るみたいな青春の延長だ うらやましい限りだ
携帯をいじりながら 楽しんでいる
おやじの若い頃は スマホは無かったから
電車を待つ時は 寝てるか 漫画読むか 本は流石に読まんかったなぁ 勉強嫌いだし
だから ダメだったのかもしれんが 笑笑
生の現実を味わう方が良かった 頭の中だけでは でたらめだよー 笑笑
想像するなんてつまらないと思っていた 今も あまり変わってない
将来のことは想像することもあったが 思い通りにはならない
まさか この歳で 熊本県から山梨県まで どんぶらこっこと 流されるとは思わなかった
しかも 骨折るしー アンビリバブルやー 笑
そんな事 思いながら 次からの展開を 考えている
会社への連絡とか あー 大変だ どうにか乗り越えるしかない
人の心配どころか 自分の事 やるしかない
続く
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