山梨最後の日
10月5日土曜日 朝 5時に起き 早速 最後に 布団を捨てる
荷造り後にそれだけが残った道具だった 後は 全て捨てていた
持って帰るのは 19型のTVとゆうパックの120サイズのダンボール3個とギター
たった5個の引越し しかも ゆうパックでの引越し 12,000円で済んだ
引越し代にしては 超安いと思う
7年居たのにこれだけだ 来た日から帰るまでを想定して 物を増やさないと決めていたので
断捨離生活だった 地球温暖化防止にも貢献して 電子レンジも無かった
電子レンジはウクライナが戦争に勝ったら買おうと思っていた
あの人達は今 大変な時を過ごしているので少しでも 自分も不自由さを味わなくては
大変さがわからないと思っていた それと 勝って欲しいと願掛けでもあった
洗濯機はレンタル 冷蔵庫は友達がジモティでもらって来てくれた
それを返したら すぐもぬけの殻になった
何もないという感じは 来た時と同じだ 来た時はバッグ2個だけ
振り出しに戻ったって感じだ 寂しい様な 嬉しい様な 複雑な気分
最後に この部屋から見える景色を眺めて 脳に焼き付けていた
富士山の頭だけ少し左側に見える景色を
思い出の記憶だ
甲府駅へ
甲府駅までは9時の電車で行く予定だったが一緒に働いてた人が車で送ってくれるという
ありがたい事だ その人は石川県の人で おやじが仕事を教えた人だ
失敗して途中で他の所に移動になり 班も変わって反対側の班になったがずっとLINEで連絡していたから
縁があったのだろう ほんと 人間はひょんな事から心が通じ合う生き物だ 本当に 不思議だ
近くのファミマで9時に待ち合わせした 彼は休みの日は運転代行のバイトを朝8時までやっていて
それからおやじを迎えに来て送ってくれるそうだ
かつては東京でタクシー運転手をしていたらしく 運転は得意だ
甲府駅に着いて駅前のロッテリアでお茶を飲みながら 色んな話をした
仕事の話 これからの話 彼もおやじと同じ50を過ぎてこれからの仕事にも悩んでいた
他人事とは思えない
最後に握手をして別れた 寂しさがまた襲って来た
別れは何度味わっても 嫌なもんである 1時間近く話して おやじは10時15分のバスで
千葉の成田空港へ向かった
成田空港へ
東京を抜けて3時間かけて やっと成田に着いた
いつもは羽田空港を使うのだが 1ヶ月前で予約するのは ANAとJALは高すぎて無理なので
ジェットスターで帰る 成田空港はおやじのお袋が亡くなった時以来だ
少し嫌な思い出が頭をよぎる でも 今度は孫に会う楽しみがあるので
気分は雨曇りではなく 晴れだ
17時15分発 19時25分熊本着 夜景を眺めて帰れるが雨曇りなので外はあまり見えない
しかし飛行機での上空の空は曇りでも何か心が晴れる
多分飛行機のジェット音と自分が飛んでる感じだと思う
何か新しい気分になり何とも言えない感じだ
これから また 始まる新しい出来事に突入する感じか
自分にふぁいと ではまた
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